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これからの地域振興と地域活性化

2004年10月13日
於、京丹後市峰山福祉会館


 このレジュメは、京丹後市(04年4月に、網野町、大宮町、弥栄町、久美浜町、丹後町、峰山町が合併して発足)で、それぞれの旧町ごとに組織された「地域振興協議会」(それぞれ18名、うち半数は女性)の第一回会合にあたっての講演のためのもの。新市での基本構想、総合計画審議会の委員も参加していた。

これからの地域振興と地域活性化

平成16年10月13日
奈良女子大 澤井 勝

1、新市建設計画と新しい歴史の創造

   分権型・分散型合併は地域の特性を生かす合併

   新市としての一体化は地域振興を通して。

1−1 地域振興協議会の位置づけ。

   1, 地域に関わる予算説明と建設計画の進捗状況説明。

   2, 地域振興基金の果実運用に関する協議。

   3, 地域の振興政策に関わる提言を行うこと。

   4, その他市長が必要と認める事項。     

2、基本理念

(1)人が育ち、未来に飛躍するにぎわいのあるまちづくり

(2)ともに支えあい、安心して暮らせる健康・福祉のまちづくり

(3)豊かな自然や歴史・文化を住民のくらしに積極的に活かす

3、いくつかの条件がある。

(1)財政的に厳しい。したがって事業は良く選んで。

(2)行政と、市民と、事業者はパートナーとして、公共サービスを担うことが求められている。

4、それぞれの地域の地域振興のテーマをはっきりと。

   そのためには地域住民の要望を知りたい。アンケートや地域懇談会。

5、地域をさらにわけて考える。

    神戸市や福岡市は、基本は小学校区で。

6、地域活性化の視点

   基本は「人が元気に」なるにはなにが必要か。

(1)いまあるものを活かす。
    なにがあるか。なにを活用できるか。
    人材は地域にあることが多い。

(2)不足しているものを充足する。
    地域を越えて知恵と資源を確保する。<
    コミュニティバスの場合。

(3)若者が定住できるまち。
    高校生や子どもたちの参加を実現する。

(4)いままでの取り組みを発展させる。
    これまでやってきたことを活かす。

(5)外からの目で地域を見直す。
    もてなしのこころと湯布院。
    京都府はもちろん大阪や神戸、そして東京。そして全国。
    世界との交流。

(6)国や府の施策を活かす。
    規制改革特区の活用。
    自主課税の活用。

(7)企業との提携。
    新葛城市の「ウェルネス新庄」は、東京のコナミスポーツ。
    これをどう考える。
    新エネルギー政策の場合。

(8)必要なジャーナリストや電波の応援。
    丹後応援団をつくる。

(9)雇用開発とコミュニティ・ビジネス。
    無料職業紹介事業が市でできる。

(10)NPOを支援する。

(11)ボランティアを支援する。

(12)コミュニティ・ファンドをつくる。
     長野県泰阜村の「住民参加型ふるさと思いやり基金」

(13)百聞は一見にしかず。地域外の研修は大事。

     美山町の地域振興会。

(14)リピーターの確保。

(15)女性の力を引き出す。

(16)歴史のまちは参加できるかたちを。

(17)一年中なにかあるまち。イベントのカレンダーづくり。

    歴史のあるもの。新しいもの。

    合併のメリットを活かす。佐渡市の統一観光キャンペーン。

おわりに 新地方自治法における「地域自治区」への展望を考える。

 204条の4から9まで。市町村は条例で「市町村長の権限に属する事務を分掌させ、及び地域の住民の意見を反映させつつこれを処理させるため」地域自治区を設けることができる。地域協議会の設置。

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